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2017-05-22

「主食・主菜・副菜料理成分表 第4版」が発刊されました!

食生態学を基礎にした「料理・食事論」と日本食品標準成分表七訂対応の最新データーを使った「料理データーベース」の両面から活用できる新企画です。
とても「難産」だったので、抱きしめています。

「主食・主菜・副菜料理成分表」表紙
※クリックで拡大します。

●1冊への思いや特徴を次の「はじめに」に書きました。

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※クリックで拡大します。

●子どもから高齢者まで、男性も女性も、日本人も異文化圏でくらす人々も、一般生活者から栄養・食・健康・福祉・教育等の実践者や研究者などが、それぞれに活用し、楽しむことができると期待しています。

●例えば、初荷の1冊を中学生Y君にこんな手紙を添えて送りました。

Y君は夫の大学時代の友人のお孫さんで、小学生のころから「自分のお弁当づくり」に興味を持ち、ほぼ毎日自分で作った弁当を写真にとり、母親や家族のコメントをもらい、いわば自己学習で腕を磨いている少年です。
最近は弟君も一緒に作っているとのこと、素晴らしい兄弟です。

ほぼ85歳のおじいさん2人が、飲み屋で手渡してくれた「作品」を私は見せていただき、涙が出るほど感激し、お例の気持ちを食育カレンダーや本などに託し、夫が飲み屋でY君のおじいさんに手渡し、素敵な兄弟に届くという循環ルートです。

Y君からはがきやメールをいただくこともあります。
大学生のころから「男子厨房に入るべからず」と声高らかにしていたほぼ85歳の二人が、「今日は渡すものがありますか?」と飲み会の日に、自発的に質問してくるなど、Y君兄弟の食育実践は偉大な威力を発揮しています。

今回はこんなメモを書きました。
*******
Y君と弟さんへ
(前略)
出来立てほやほやの「主食・主菜・副菜料理成分表」をプレゼントします。写真もたくさんあるので楽しんでください。
例えば、今まで作ったお弁当の写真を見ながら、この料理成分表に、“食べたことのある料理に○、つくった料理に◎、つくりたい料理に♡、誰かに教えたい料理に❤等、マークを書きこんでいくと、「世界中でたった1冊の料理成分表」ができると思います。
私も同じマークでやってみたいので、Y君兄弟がどんなマークにするか教えてくださいね。

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