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2017-01-30

「和食の教科書」の読者の輪がしっかり広がっていることに感謝します :日本栄養士会雑誌やVestaの書評

昨年2月に発刊し、読者の輪が広がっている「和食の教科書」がそろそろ1年を迎えます。
2020年東京オリンピック・パラリンピックでの国を挙げての「おもてなし」の準備や、小学生への英語教育具体化の波に乗って、日本食・和食についての理解やスキル形成へのニーズが高まり、読者の輪がじわりじわりと広がっているようです。

とりわけ、しかるべき専門誌等での書評の影響が大きく、先日も栄養教諭の研修会で「○○誌の書評にも書いてありました」と報告され、うれしく思いました。
本ブログ5月16日に書評紹介した後に発刊された、日本栄養士会雑誌2016 Vol.59の「Book Review」の書評(ヘルスケアトータルソリューションズ株式会社須藤律子氏)を、青年海外協力隊員として国際協力に出かける若手管理栄養士が読んで、任地国へ持参する1冊に入れたいとのこと、とてもうれしく、感謝申し上げます。
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※クリックで拡大します。

新年早々には「人は何を食べ、どう暮らしているか。
食を通して、日本や世界の文化を知る!」ことを標榜するVesta(公益財団法人味の素食の文化センター 編集・発行)の「文献紹介」に 取り上げられました。
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※クリックで拡大します。

日本の調理科学・食文化学をけん引してこられた島田淳子お茶の水女子大学名誉教授・昭和女子大学名誉教授が書いてくださいました。
文末では、子どもと一緒に家族で楽しみながら和食を理解するのに最適の本である。外国人を招待したい家族などでは、そのまま実践できそうである……と。

これらの書評に勇気づけられて、次の企画を検討しています。
一つは、本書を参考書に小・中学校等での家庭科、社会科や英語、食育関係のさまざまな授業展開(学習支援計画書を作成する等も)についてワークショップ等で検討する計画。
もう一つは多くの要請を受けて、概要英語版の制作です。子どもたちや現場教師の方々と一緒に進めたいと思います。

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